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綾辻行人、そういえば ー思い出ー

昨日のエントリを読み返して思いだしたので記録しておく。

 

綾辻行人という作家は昔から知ってはいた。

たぶん15年前ぐらいから知ってたんじゃないかな?

でも当時はミステリに興味がなく村上龍を読みあさっていた。

それに付随して純文学も読んでいた。

そしてだんだん純文学に傾倒していった。

純文学の芸術的な文章にはまっていった。

純文学に比べればミステリなんてくだらない、そう思っていた。

 

今考えると「若いな」としか思えないのだが、まぁ中学生の戯言だ、これも厨二病なのかもしれないw

それと平行して残虐なものも好んだ。

特に映画や漫画においてそれは顕著であり、後に多重人格探偵サイコ(たぶん高校1年頃に1巻が発売されたと思う)などにはまっていく。

 まぁサイコに関して言えば高校卒業頃に残虐性が足りないと言うことで離れていったのだがね。

様々な大人の事情もあったのだろう、残虐シーンが目に見えて減っていったので残虐性を求めて読んでいた当時の僕が離れたのは当然といえるだろう。

 

そしてあれは高校1年か2年の頃だろう。

当時の友人に「ぴったりなのがあるよ」と言われ差し出されたのが綾辻行人の「殺人鬼」だった。

この本が僕と綾辻行人の初遭遇である。

綾辻行人ってミステリ書く人でしょ?興味ないなぁと渋る僕に、友人は読んでみればわかると本を押しつけた。

試しに読んでみるか、と思いページをめくっていったのだが、これが見事にはまった。

当時を思い起こしてみると、話の流れなどはどうでも良かった、スプラッタな部分に惹かれていったように思える。

文章でここまでリアルなスプラッタを想像できるとは、と衝撃を受けた。

本で衝撃を受けたのは2冊目だった。

余談だが最初の衝撃はカフカの変身、小学5年生が読むべき本ではなかった。

この本を読まなければ、いや、中学や高校まで読まずにいれば、今の自分は形成されなかったのにな。

閑話休題、

読み終えた僕は本屋に行き、とりあえず殺人鬼を購入した。

友人に感謝を述べ、大いに語り合った。

1年後に友人が言った言葉が今でも思い出される。

「僕らふたりのように殺人鬼から綾辻行人を読み始めて、はまったのはなかなかいないだろうね」

 

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